受 付 時 間

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 午前(8:30~11:30)     ○ ○ ○ ○ ○ ※ ―
 
 午後(15:30~19:10)     ○ ○ ○ ○ ○ ― ―
 
                ※土曜日は12:30まで受付します。


  ・予約制ではありません。来院順に受付します。(治療内容により順番が前後することがあります。)
 
 待ち時間が長くなる場合は、受付で外出の旨を伝えていただければ、順番がきましたら、こちらより電話連絡することもできます。
 
 

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子どもの肘が抜けたら・・

肘内障
(ちゅうないしょう)

 
 

小学校上がるまでの子供、特に2~4歳くらいの幼児に多く、俗にいう「肘(ひじ)が抜けた」状態です。手を急に引っ張ったり、ひねったりした時に起こり、突然痛がって泣き出します。
 痛い方の腕は、だらんと下がったままになり、全く手を使ったり動かしたりしません。外見上、腫れたり変形はなく、痛みの部位は漠然としており、はっきりしません。
 特に腕を上げる動作は嫌がり、ちょっとでも手を上げさせると痛がって泣きます。これは、ひじの関節の親指側の橈骨(とうこつ)という骨の頭の部分が輪状靭帯という筋から外れかかった(亜脱臼)為に起こる病気です。

肘内障の場合、混雑時でも、可能な限り早急に対応いたします。


肘内障が起こる原因

 よく手をつないで歩いている時に多いです
子どもの関節は、肘周辺の靱帯が弱いために起こります。大人の場合、靭帯がしっかり固定されているので、肘内障が起きることはまずありません。


 例えば、親と手をつないで歩いていて、幼児が急につまずいて倒れそうになった場合や、親と違う方向に行こうした場合など。子どもの手や前腕をつかんでいるときなどによく起こります。また、自分で転んだ時や、寝返りした時などに起きることもあります。
 
 
肘内障の症状・親がチェックすべき子どもの状態

 肘の痛みがあっても、肘内障の多い年齢では、痛みがあってもしっかり伝えられない子どもが多いので、親が子どもの異変に気づいてあげることも大切です。子どもに以下のような素振りが見られる場合は、肘内障も疑ってみる必要があります。
 
・突然激しく泣き出した
・腕をだらりとさせている
・前腕を内側にして動かそうとしない
・肘の部分には赤みなどはない

上記の状態がみられる場合、肘内障が疑われます。